Pythonのインデントは、それ自体が文法になっており、正しいインデントをつけないとエラーになります。インデントとは、行頭に空白を入れて、字下げを行う事を意味します。
Pythonのインデントルール
Pythonではインデントが揃っているコードをブロックとして認識します。例えば、以下の4行目と6行目はインデントされています。
number = 7
if number > 5:
print('5より大きいです。')
else:
print('5以下です。')
インデントの空白はいくつ空けると良い?
Pythonのコーディング規約であるPEP8によると、1レベルインデントするごとに、スペースを4つ使うことが推奨されています。しかし、右に寄りすぎてキツくなりそうならスペース2つ分が良いとされています。
タブとスペースについて
Pythonではインデントが揃えばタブとスペースのどちらでも良いです。しかし、タブを使って開発していて異なる環境にコピペをしたとき、インデントがずれてエラーが起きることがあります。スペースであれば環境が異なっても同じように表示されます。そのため、スペースを使ってインデントをしたほうが確実ではあります。
以上、Pythonのインデントについての基本的な情報をまとめました。この情報がPythonのコーディングを行う際の参考になれば幸いです。.