PythonをWindowsにインストールすると、デフォルトのインストール先はユーザーディレクトリ内の AppData¥Local¥Programs¥Python
の中になります。このAppData
フォルダは隠しフォルダで、普段はあまり目にしない場所です。
Pythonがどこにインストールされているかを確認するには、Pythonを起動して sys.exec_prefix
を実行すると確認できます。また、sys.executable
を実行すると、Pythonの実行ファイル(python.exe)の場所が絶対パスで表示されます。
import sys
print(sys.exec_prefix)
print(sys.executable)
上記のコードを実行すると、Python本体のファイルがインストールされているディレクトリとPythonの実行ファイル(python.exe)の場所が表示されます。
また、Pythonランチャー(py.exe)でも確認できます。複数バージョンをインストールしている場合は、以下のコマンドですべてのバージョンの場所を確認できます。
py --list-paths
このコマンドを実行すると、起動するデフォルトのバージョンにはアスタリスク * が付きます。
以上の情報を参考に、Pythonのインストール場所について理解を深めてみてください。