Pythonの仮想環境モジュールvenvを使用していると、特定の環境で使用するPythonのバージョンを変更したい場合があります。この記事では、その方法について詳しく説明します。
venvの仮想環境とPythonバージョン
venvで作成した仮想環境上のPythonバージョンは、環境作成時のローカルのPythonバージョンで基本的に固定されます。しかし、このバージョンを変更する方法があります。
Pythonバージョンの変更方法
Pythonバージョンを変更するには、venvの --clear オプションを利用して仮想環境を一度クリアする必要があります。具体的な手順は以下の通りです。
- ローカル環境のPythonバージョンを仮想環境で利用したいバージョンに切り替えます。
python -m venv [venvディレクトリ] --clearで仮想環境をクリアします。
この手順を踏むことで、仮想環境内のPythonバージョンを切り替えることが可能です。
注意点
venv環境にpip installしていたモジュールはクリアされるので、インストールし直す必要があります。
以上がPythonのvenvでバージョンをアップグレードする方法になります。この情報が皆さんの開発に役立つことを願っています。