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Pythonの標準ライブラリには、時間に関するさまざまな機能を提供するtimeモジュールが含まれています。このモジュールは、時刻データへのアクセスと変換を行うための関数を提供します。

timeモジュールの基本的な使い方

timeモジュールの基本的な使い方は以下の通りです。

import time

# 現在の時刻を取得
current_time = time.time()
print(current_time)

# 処理を一時停止
time.sleep(5)  # 5秒間スリープ

# 処理時間を計測
start = time.time()
# 何らかの処理
end = time.time()
print(f'処理時間: {end - start}秒')

timeモジュールの主な関数

timeモジュールには、以下のような主な関数があります。

  • time.time(): エポック(1970年1月1日0時0分0秒 UTC)からの経過時間を秒単位で返します。
  • time.sleep(secs): プログラムを指定した秒数だけ停止します。
  • time.gmtime([secs]): エポックから指定した秒数だけ経過した時間を、UTCでの時間として返します。
  • time.localtime([secs]): エポックから指定した秒数だけ経過した時間を、ローカル時間で返します。
  • time.mktime(t): 時間を表すタプルをエポックからの秒数に変換します。

注意点

timeモジュールは、エポック以前あるいは遠い未来の日付や時刻を扱うことができません。また、timeモジュールの関数は、すべてのプラットフォームで利用可能なわけではありません。

以上、Pythonのtimeモジュールについての基本的な情報をご紹介しました。このモジュールをうまく活用することで、Pythonプログラムの時間に関する操作を効率的に行うことができます。

投稿者 admin

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