Pythonのrange
関数は、一定の値範囲の連番を作成することができます。この関数は、繰り返し文やリストを作成する際に一緒に使うのが一般的な使い方です。
range関数の基本的な使い方
range
関数の基本的な使い方は以下の通りです。
range(開始, 終了, 増分)
ここで、開始と増分は省略可能です。また、range
の範囲は「終了の値-1」までとなります。開始と終了を指定する場合は開始<終了になるように指定する必要があります。増分にはマイナスの値も指定できます。その場合はrangeの範囲は「終了の値+1」までとなります。また、増分にマイナスの値を指定した場合は、開始>終了になるように指定する必要があります。
range関数とリスト
range
関数とよく組み合わせて使用するのがリストです。リストを初期化する際、range
を使うことで連番を効率よく作成することができます。
mylist = list(range(1, 11))
range関数とfor文
もう1つ、良く使うのが繰り返し構文との組み合わせです。一定の回数繰り返したい時、range
を使うとプログラムを効率よく記述することができます。
for i in range(1, 11):
print(i)
以上がPythonのrange
関数の基本的な使い方と、リストやfor文との組み合わせ方になります。この関数を理解し、適切に使うことで、Pythonプログラミングがより効率的になります。.