Pythonのrange()関数は、一連の整数を生成するために頻繁に使用されます。この関数は、通常、昇順の整数のシーケンスを生成しますが、負のステップ値を指定することで、降順のシーケンスを生成することも可能です。
負のステップ値の使用
range()関数の構文は次の通りです:
range(start, stop[, step])
ここで、startとstopはシーケンスの開始と終了を指定し、stepはシーケンスのステップ値（増分）を指定します。
負のステップ値を使用する場合、startはstopより大きくなければなりません。以下に例を示します:
for i in range(10, -11, -1):
print(i)
このコードは、10から-10までの整数を逆順に出力します。
reversed()関数の使用
また、reversed()関数を使用して、昇順のrangeを逆順にすることも可能です。
for y in reversed(range(-10, 11)):
print(y)
このコードは、-10から10までの整数を逆順に出力します。
まとめ
Pythonのrange()関数は、負のステップ値を使用して降順の整数のシーケンスを生成することができます。これは、特定の範囲の値を逆順に処理する必要がある場合に非常に便利です。