Pythonのrandom
モジュールは、乱数を生成するための標準モジュールです。この記事では、random
モジュールの基本的な使い方と応用的な使い方を解説します。
randomモジュールとは
random
モジュールは、Pythonでランダムな処理が必要な場合に活躍する標準モジュールです。ランダムな要素や乱数を使う操作などはとても便利なので、覚えておいて損はありません。
randomモジュールの使い方
1. 未満のfloat型の乱数を取得(random.random)
random.random
関数は、0.0から1.0の範囲のfloat型の値を返します。
import random
num = random.random()
print(num)
2. 指定した範囲の乱数を取得(random.uniform(a,b))
random.uniform(a,b)
関数は、指定した範囲内で、float型の値を返します。
import random
num = random.uniform(2.0,5.0)
print(num)
3. 指定した範囲の整数の乱数を取得(random.randint(a,b))
random.randint(a,b)
関数は、指定した範囲内で、int型の値を返します。
import random
num = random.randint(1,10)
print(num)
4. 配列の中身をランダムに取得(random.choice(a))
random.choice(a)
関数は、リストや文字列などといった複数の要素を含むシーケンス型オブジェクトを引数に受け取り、それらからランダムに一つ要素を返します。
import random
mylist = ["apple", "banana", "melon", "strawberry", "peach", "lemon"]
print(random.choice(mylist))
5. 配列の中の要素を混ぜ合わせてシャッフル(random.shuffle(a))
random.shuffle(a)
関数は、受け取ったシーケンス型オブジェクトの要素をランダムにシャッフルします。
import random
sample_list = ['未経験転職', '短期集中講座', 'フリーランス起業する']
random.shuffle(sample_list)
print(sample_list)
以上がPythonのrandom
モジュールの基本的な使い方です。これらの関数を使うことで、様々なランダムな処理を行うことができます。プログラミングにおいてランダムな要素は非常に重要なので、ぜひ活用してみてください。.