Pythonのprint関数は、開発時、運用時に必ずと言っていいほど使用する関数です。文字列、数値、真偽値(True、False)を画面(ターミナル、コンソール)に出力する役割があります。
print関数の基本的な使い方・構文
print('abcde') # abcde
printは関数なので、出力したい値を必ず ()で囲ってください。
変数の出力
a = 0
print('a:', a) # a: 0
複数の変数を出力することは開発の現場ではよく行います。
リスト、タプル、辞書の出力
リスト、タプル、辞書もそのまま出力できるので、変数の値を確かめるのに便利です。
l = [1, 2, 3]
print(l) # [1, 2, 3]
formatの使い方
formatメソッドを使うと、複数の文字列を連結・結合して出力することもできます。
s = 'abcde'
print('s:' + s) # s:abcde
ただしこの+はPythonの式なので、文字列と数値の連結はできません。
s = 'abcde'
v = 1
print(s + v) # TypeError: can only concatenate str (not "int") to str
以上がPythonのprint関数とformatの使い方についての基本的な説明です。これらの知識を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行いましょう。