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Python3.4以降、標準ライブラリとして追加されたpathlibモジュールは、パス操作を行うためのモジュールです。以前は、パス連結に関する操作はos.path.join()を利用していましたが、pathlibではPathクラスを利用してパスを連結します。

pathlibを使ったパスの連結方法

まずはpathlibモジュールからPathクラスをインポートします。

from pathlib import Path

次に、Pathクラスに連結したいディレクトリの文字列を渡すと、連結されたパスを格納したインスタンスが生成されます。

join_path_1 = Path('test1', 'test2', 'test3')
print(type(join_path_1))
print(join_path_1)

出力結果は以下の通りです。

<class 'pathlib.PosixPath'>
test1/test2/test3

作成されたインスタンスは/演算子を使ってパスを追加することが可能です。

join_path_2 = Path('test4', 'test5')
join_path_3 = join_path_1 / join_path_2
print(join_path_3)

出力結果は以下の通りです。

test1/test2/test3/test4/test5

Pathクラスを使って直接/演算子でパスを追加することも可能です。

join_path_3 = join_path_1 / Path('test4', 'test5')
print(join_path_3)

出力結果は以下の通りです。

test1/test2/test3/test4/test5

以上がpathlibモジュールを使ったパスの連結方法になります。直感的で柔軟に対応することができるので便利ですね。

投稿者 admin

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