Pythonのif文では、in
を利用して文字列、リスト (配列)やタプルなどに特定の値が含まれているかを判定することができます。この記事では、if文でin
を利用した様々な判定方法を確認していきます。
リストやタプルに特定の値が含まれているかの判定
まずリスト (配列)やタプルなどに特定の値が含まれているかを判定する方法を見ていきます。in
を用いたif文の記述は以下になります。
if 特定の値 in リストなど:
# Trueの時(含まれている時)に実行する処理
例えば、変数xの値がリスト [1,2,3,4]に含まれる場合、「Trueです。」と表示します。
x = 4
if x in [1,2,4,5]:
print("Trueです。")
辞書のキーに特定の値が含まれているかの判定
in
ではリスト (配列)やタプル以外に辞書を用いて、辞書のキーに特定の値が含まれているか否かの判定を行うことができます。
if 特定の値 in 辞書:
# Trueの時(含まれている時)に実行する処理
例えば、次のようなコードと名前がペアになった辞書 {"C01":"Tanaka", "C02":"Sasaki", "C03":"Yamamoto"}
を定義し、変数nmdictに格納します。変数xの値が辞書nmdictのキーに含まれる場合、「Trueです。」と表示します。
x = "C01"
nmdict = {"C01":"Tanaka", "C02":"Sasaki", "C03":"Yamamoto"}
if x in nmdict:
print("Trueです。")
特定の値が含まれていないことの判定
またif文において、特定の値が含まれていないことを判定するには、論理演算子not
を用いて次のように記述します。
if 特定の値 not in リスト (配列)など:
# Trueの時(含まれていない時)に実行する処理
例えば、変数xの値がリスト [1,2,3,4]に含まれない場合、「Trueです。」と表示します。
x = 6
if x not in [1,2,4,5]:
print("Trueです。")
以上、Pythonのin
演算子を用いた条件判定について解説しました。これらの知識を活用して、より効率的なコードを書くことができます。.