Pythonを使っていると、import
エラーに遭遇することがあります。この記事では、その原因と解決方法について詳しく説明します。
importエラーとは何か?
Pythonのプログラミング中にimport
ができない場面に出くわすことがあります。プログラミングの学習者にとって、突然発生するよくわからないエラーは困りものです。
モジュール、パッケージ、ライブラリとは何か?
モジュールはPythonの定義や文が入ったファイルで、ファイル名はモジュール名に接尾語 .py
がついたものになります。
importエラーの原因と解決方法
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Pythonのバージョン: Pythonのバージョンが2か3かを確認します。
pyenv
などを使っている場合は、ちゃんと使いたいインタプリタかを確認します。 -
パッケージがインストールされているか:
pip freeze | grep numpy
のようにして、パッケージがインストールされているかを確認します。 -
パスが通っているか:
import
文を読むとPythonは既定のパスにパッケージを探しに行きます。そこにないとimport
できないので確認します。 -
相対importの場合、実行場所に気をつける: 相対importとは、
from . import mymodule
from ..foo import bar
のように、相対的なパス指定でのimportのことです。 -
同じ名前の別のファイルやフォルダがプロジェクト内にないか:
import os
をしたい場合に、os
という同じ名前のファイル (os.py
)やフォルダが実行ファイルの付近にあるとそちらが優先的にimport対象となります。 -
循環importをしていないか:
a.py
import b
b.py
import a
これは循環参照なのでエラーになります。
以上がPythonのimport
エラーの一般的な原因とその解決方法です。これらの情報があなたの問題解決に役立つことを願っています。