Pythonのif文は、特定の条件下でのみ処理を実行するために使用されます。if文が使いこなせるようになると、様々な条件に応じて処理を分岐させることができます。
Pythonのif文の基本的な使い方
if文の基本的な使い方は以下のとおりです。
if [条件式]:
[条件式が成立した時の処理]
ここで、[条件式]
を判定し、成立した時は[条件式が成立した時の処理]
を実行します。一方、[条件式]
を判定し、成立しなかった時は[条件式が成立した時の処理]
はスキップします。
具体的な例を見てみましょう。
x = 10
if x == 10:
print('xの値は10')
このコードでは、x
に10を代入し、条件式(x == 10
)を判定します。成立した時は「xの値は10」と出力します。
Pythonのif-else文の使い方
else文を使うと、条件式が成立しなかった時の処理を実行できます。
if [条件式]:
[条件式が成立した時の処理]
else:
[条件式が成立しなかった時の処理]
具体的な例を見てみましょう。
x = 20
if x == 10:
print('xの値は10')
else:
print('xの値は10以外')
このコードでは、x
に20を代入し、条件式(x == 10
)を判定します。成立した時は「xの値は10」と出力します。成立しなかった時は「xの値は10以外」と出力します。
Pythonのif-elif-else文の使い方
elif文を使うと条件式を追加できるので、処理をさらに分岐させることができます。
if [条件式1]:
[条件式1が成立した時の処理]
elif [条件式2]:
[条件式2が成立した時の処理]
else:
[条件式1と条件式2が成立しなかった時の処理]
具体的な例を見てみましょう。
x = 20
if x == 10:
print('xの値は10')
elif x == 20:
print('xの値は20')
else:
print('xの値は10・20以外')
このコードでは、x
に20を代入し、条件式(x == 10
)を判定します。成立した時は「xの値は10」と出力します。成立しなかった時は次の条件式(x == 20
)を判定します。成立した時は「xの値は20」と出力します。どちらの条件式も成立しなかった時は「xの値は10・20以外」と出力します。
以上がPythonのif文の基本的な使い方です。これらの基本を理解し、適切に使い分けることで、より複雑なプログラムを書くことができます。.