Pythonのif文は、プログラムの中で条件分岐を書きたいときに使う文です。条件分岐は以下のような場合に、YESかNOで表すことができます。
- あなたは20歳以上ですか? yes/no
- 1~10の数字の中に素数はありますか? yes/no
つまりif文は、与えられた条件が、True(ここでいうYES)であるか? False(ここでいうNO)であるかを確認します。
if文の基本
if文の基本的な構文はこのようになります。
if [条件式]:
[条件式がTrueのときに行う処理]
これがif文を書くときの基本的な形になります。if文はTrueかFalseの値を持つ条件式と一緒に書きます。この条件式がTrueのときにif文のブロック(インデントが下がっている部分)に書かれた処理を実行します。
if else
先程のサンプルコードは、条件式がTrueになるときのみの処理を用意しました。今度はTrueのときだけでなく、条件式がFalseになったときに動く処理を追加しましょう。条件を満たさなかったときの処理を書くには、elseを使います。
if [条件式]:
[条件式がTrueのときに行う処理]
else:
[条件式がFalseのときに行う処理]
elseは条件式を持ちません。elseの上のif文がFalseになったときだけ、elseのブロックを実行してくれます。
if elif
if文の条件には引っかからなかったけど、別の条件に当てはまったらelseとは別の処理がしたい。これはelifで実現できます。
if [条件式1]:
[条件式がTrueのときに行う処理]
elif [条件式2]:
[elifの条件式2がTrueのときに行う処理]
else:
[if文の条件式1もelifの条件式2もどちらもFalseのときに行う処理]
使い方はif文のときとほぼ変わらず、条件式を持つことができます。
以上がPythonのif文の基本的な使い方となります。これらの基本を理解し、適切に活用することで、より複雑なプログラムを作成することが可能となります。.