Pythonのfor文は特定の範囲内を繰り返し処理するのに便利な構文です。この記事では、Pythonのfor文と範囲指定について解説します。
for文の基本
Pythonのfor文は、ある処理を決められた回数実行したい、あるリスト (配列)やタプルなどのオブジェクトから順にデータを取り出して処理をしたいという時に利用します。
for 変数 in オブジェクト:
処理1
処理2
この形式で、オブジェクトから要素を順に変数に代入していき、要素の数だけ処理を繰り返します。
range関数とfor文
for文において、範囲を指定し、定められた回数だけ繰り返しを行いたい場合にはリストの章で説明したrangeを使うと便利です。
rangeは指定した長さの、連続した整数のリストを自動で生成する関数ですので、for文とrangeを組み合わせることで、範囲を指定し任意の回数だけループをすることができます。
for i in range(開始値, 終了値, 増減量):
処理
この形式で、開始値から終了値まで増減量に従って数値を生成し、それらの数値を順に変数に代入していき、数値の数だけ処理を繰り返します。
まとめ
Pythonのfor文とrange関数を組み合わせることで、特定の範囲を指定して繰り返し処理を行うことができます。これにより、コードの可読性と効率性を向上させることが可能です。.