Pythonのfor文とif文は、プログラムの基本的な制御構造を形成します。これらを組み合わせることで、より複雑な処理を行うことが可能になります。
for文とは
for文はある処理を繰り返し行いたい場合に用いる文法です。同じ文を何度も書く代わりに for文の中に処理を書くことでその処理を決められた回数繰り返すことができます。
for 変数 in リスト:
処理1
処理2
for文はリストの長さ分だけ繰り返しが発生し、変数には1繰り返しごとにリストの要素が順番に代入されます。
if文とは
if文とは、ある条件が満たされるかによって処理を変えたいときに条件分岐をするために使います。
if 条件1:
処理1
elif 条件2:
処理2
else:
処理3
for文とif文の組み合わせ
for文とif文を組み合わせることで繰り返し処理の間に条件分岐を行うことができます。
numList1 = [3, 5, 6, 8, 4, 10, 11, 14,16, 13, 5, 86, 9, 54]
numList2 =[]
for i in numList1:
if i % 2 == 0:
numList2.append(i)
print(numList2)
このプログラムでは、numList1からfor文で順番に整数を取り出し、if文で偶数かどうかを判定します。偶数だった場合のみ”numList2.append(i)”が実行され、numList2に追加されます。
以上がPythonのfor文とif文を使った条件処理の基本的な使い方です。これらを理解し、適切に使うことで、Pythonプログラミングの幅が広がります。.