Pythonのfor文は、リストや範囲などのイテラブルなオブジェクトから要素を一つずつ取り出し、それぞれの要素ごとに処理を行う強力なツールです。この記事では、Pythonのfor文を使って順番を制御する方法について詳しく説明します。
順番に出力:range
Pythonのfor文で指定した数字を順番に出力するには次のように書きます。
for 変数 in 要素が入ったオブジェクト:
処理
例えば、配列の要素を順番に出力するには次のように書きます。
numbers_to_output = [1, 2, 3, 4, 5, 6]
for number in numbers_to_output:
print(number)
rangeで繰り返す回数を指定する
Pythonでプログラミングを書く場合は、単純に回数分の繰り返しをしたい場合があります。その場合は配列ではなくrange関数を使用すると便利です。
for number in range(10):
print(number)
rangeで始まりを指定する
rangeはオプションで、始まりの順番を指定する事が可能です。
for number in range(3,10):
print(number)
1つ飛ばしで出力:range
for分とrange関数を使って、数字を順番に出力する方法は分かりました。では出力する順番を、1つ飛ばし、3つ飛ばし、にする場合はどのようにしたら良いのでしょう。
for number in range(0,10,2):
print(number)
奇数偶数を判別
順番に出力される数字の奇数偶数を判別して、奇数のときだけ、偶数のときだけ、処理される様にします。
以上、Pythonのfor文で順番を制御する方法について説明しました。これらのテクニックを使って、Pythonのfor文をより効果的に活用しましょう。.