Pythonにおけるwhile Trueは無限ループを作成するための一般的な構文です。この構文は、ある条件が満たされるまでプログラムを実行し続ける必要がある場合に使用されます。
基本的な使い方
以下は、while Trueの基本的な使い方の例です。
while True:
user_input = input("続行しますか? (y/n): ")
if user_input.lower() == 'n':
print("プログラムを終了します。")
break
# ここに続く処理を追加
print("処理を続行します。")
この例では、ユーザーに続行するかどうかを尋ね、’y’を入力するとループが続き、’n’を入力するとプログラムが終了します。
応用編:無限ループでの処理
無限ループの中でカウンターを利用した処理や条件に応じた処理の例を紹介します。
カウンターを利用した処理
counter = 0
while True:
print(f"カウンター: {counter}")
counter += 1
if counter >= 10:
break
この例では、カウンターが10に達するまで無限にループし、その間にカウンターの値を表示します。
条件に応じた処理
while True:
user_input = input("数字を入力してください (0で終了): ")
if user_input == '0':
print("プログラムを終了します。")
break
number = int(user_input)
result = number * 2
print(f"{number}の2倍は{result}です。")
ユーザーが0を入力するとプログラムが終了し、それ以外の場合は入力された数字の2倍を表示します。
まとめ
while TrueはPythonにおける無限ループを作成するための有用な手段です。適切に使うことで、条件が満たされるまでプログラムを実行し続けることができます。無限ループを使用する際には、適切な終了条件を設定し、プログラムが永遠に実行されることがないように注意する必要があります。.