Pythonにおけるwhile Trueの使い方と無限ループの抜け方

Pythonでは、while文を使用して特定の条件が真（True）である間、同じ処理を繰り返し実行することができます。この記事では、while Trueを使用した無限ループの作成とその抜け方について解説します。

while Trueとは

while Trueは、条件式が常に真（True）であるwhile文です。このため、while Trueのループは無限に続きます。しかし、この無限ループから抜け出す方法は存在します。

無限ループからの抜け方

break文の使用

break文は、whileループから抜け出すために使用します。breakが実行されると、その後のループ処理は一切行わず、whileループは終了します。

num = 0
while True:
    if num == 3:
        break
    print(num)
    num += 1

上記のコードでは、numが3になった時点でbreakが実行され、ループが終了します。

continue文の使用

continue文は、ループの中で特定の条件を満たした場合に、そのループの残りの部分をスキップし、次のループの処理に移るために使用します。

num = 0
while num < 10:
    num += 1
    if num % 3 == 0:
        continue
    print(num)

上記のコードでは、numが3の倍数になった場合にcontinueが実行され、print(num)の部分がスキップされます。

まとめ

while Trueを使用すると、Pythonで無限ループを作成することができます。しかし、この無限ループから抜け出すためには、break文やcontinue文を適切に使用する必要があります。これらの文を理解し、適切に使用することで、Pythonのループ処理をより効果的に制御することができます。