Pythonは動的型付け言語であり、変数の型は実行時に決定されます。この記事では、Pythonの基本的なデータ型であるint(整数型)とfloat(浮動小数点型)について、その特性と変換方法について解説します。
int型とfloat型の基本
int型は整数を表現するための型で、正の整数だけでなく負の整数も含まれます。一方、float型は浮動小数点数、つまり少数を表現するための型です。
a = 5 # int型
b = 3.5 # float型
型変換の方法
Pythonでは、int型からfloat型へ、またその逆の変換を行うことができます。これには組み込み関数のint()とfloat()を使用します。
# floatからintへの変換
a = 5.0
a = int(a)
print(type(a)) # <class 'int'>
# intからfloatへの変換
b = 10
b = float(b)
print(type(b)) # <class 'float'>
int型とfloat型の演算
int型とfloat型の変数同士の演算も可能で、その結果はfloat型となります。
a = 5 # int型
b = 3.5 # float型
print(a + b) # 8.5
以上、Pythonのint型とfloat型についての基本的な説明と、これらの型間での変換方法について解説しました。これらの理解は、Pythonプログラミングの基礎となります。.