Pythonは、他のプログラミング言語とは異なり、明示的なchar型を持っていません。Pythonでは、1文字も文字列(String型)として扱われます。
文字列から特定の文字を取り出す
Pythonの文字列から特定のインデックスにある文字を取り出すことが可能です。以下にその例を示します。
string = "bbb"
print(string[1]) # indexを指定すると1文字
print(string[1:3]) # indexの開始と終わりを指定するとその分取得
このコードは、文字列”bbb”から2文字目と3文字目を取り出します。
文字としての文字列
Pythonでは、1文字の文字列が文字として扱われることもあります。例えば、ord関数は1文字をUnicodeコードポイントを表す整数に変換する関数で、2文字以上入れた場合はエラーとなります。
print(ord('a')) # 97
print(ord('aa')) # TypeError: ord() expected a character, but string of length 2 found
このように、Pythonではchar型が存在しないため、1文字の文字列をchar型として扱うことがあります。
まとめ
Pythonでは、char型は存在せず、1文字も文字列として扱われます。しかし、特定の関数では1文字の文字列が文字として扱われることもあります。これらの特性を理解することで、Pythonでの文字列操作がより柔軟になります。.