Pythonとデータベースを使用したユニットテスト

Pythonでデータベースを使用するコードのユニットテストを書く際には、unittest.mockを使用してデータベース接続やクエリの結果をモック化することが一般的です。以下にその一例を示します。

import unittest
from unittest.mock import MagicMock
from datetime import datetime
from project.RandomClass import RandomClass

class Row(object):
    def __init__(self, x):
        self.query_id = x

class testRandomClass(unittest.TestCase):
    def setUp(self):
        dbc = MagicMock(name="dbconn")
        cursor = MagicMock(name="cursor")
        cursor.fetchall.return_value = [Row(1), Row(2)]
        dbc.cursor.return_value = cursor
        self.test_class = RandomClass(dbc)

    def test_check_file_status(self):
        keys = {'1234': '2', '123': '1', '111': '5'}
        result = self.test_class.check_file_status(keys, datetime(1900, 1, 1, 23, 59, 59))
        self.assertTrue(result)

このコードでは、setUpメソッド内でデータベース接続(dbc)とカーソル(cursor)をモック化しています。cursor.fetchallの戻り値を設定することで、データベースからのクエリ結果を制御しています。これにより、実際のデータベースに接続することなく、データベースを使用するコードのユニットテストを行うことができます。

このように、Pythonのunittest.mockを使用すれば、データベース接続を含むコードのユニットテストを効率的に行うことが可能です。モック化を活用することで、テストの独立性を保ちつつ、テストの実行速度を向上させることができます。