ZED SDKは、3Dビジョンと空間認識を可能にするステレオカメラ、ZEDのためのライブラリです。Python APIは、このZED SDKをPythonから利用するためのラッパーとなります。この記事では、PythonとZED SDKを使用して3Dビジョンアプリケーションを開発する方法について説明します。
ZED SDKとPython APIのインストール
ZED SDKとPython APIのインストールは簡単です。まず、ZED SDKをダウンロードし、インストールします。次に、Python 3.6以上とCython 0.26以上、Numpy 1.13以上が必要です。これらの依存関係はpipを使用してインストールできます。
ZED SDKのインストールフォルダにはPython APIをインストールするためのスクリプトが含まれています。このスクリプトは、プラットフォーム、CUDA、Pythonのバージョンを自動的に検出し、対応するPython APIパッケージをダウンロードします。
PythonでZED SDKを使用する
ZED SDKをPythonで使用するには、まずpyzed.slというパッケージをインポートします。このパッケージを使用すると、ZED SDKの各モジュールをPythonから利用できます。
以上がPythonとZED SDKを使用して3Dビジョンアプリケーションを開発する基本的な手順です。これらのツールを活用すれば、高度な3Dビジョン機能を持つアプリケーションを効率的に開発することが可能になります。詳細な情報やチュートリアルについては、ZEDの公式ドキュメンテーションを参照してください。.