PythonでJSONデータを操作する際、XPathのようなクエリ形式で要素を検索したいと思うことは多いです。そのためには、jsonpath-ng
というライブラリが便利です。
JSONPathとは
JSONPathは、XPathがXMLを参照するのと同様に、JSONを双方向に検出&抽出できるライブラリです。これにより、特別なスクリプトを書かずとも、JSONから欲しいkey, value, lengthなどを取得できます。
JSONPathの基本構文
以下に、JSONPathの基本的な構文を示します。
# 実験用のJSONデータ(dict)
json = {
'foo': [
{'baz': 1},
{'baz': 2}
]
}
# fooリスト以下のbaz要素を検索
jsonpath_expr = parse('foo[*].baz')
matches = jsonpath_expr.find(json)
# 結果を表示
print([match.value for match in matches]) # -> [1, 2]
このように、JSONPathを使用すると、PythonでJSONデータを効率的に操作することが可能になります。
JSONPathのインストール
PythonでJSONPathを使用するためには、まずjsonpath-ng
ライブラリをインストールする必要があります。以下のコマンドでインストールできます。
$ pip install --upgrade jsonpath-ng
以上、PythonとXPath風のJSON操作についての基本的な情報を提供しました。これらの知識を活用して、PythonでのJSONデータ操作をより効率的に行ってください。.