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Pythonのxlwingsライブラリを使用してExcelのセル内の文字列の配置を設定する方法について説明します。

xlwingsとは

xlwingsはPythonのライブラリで、Excelの操作を可能にします。しかし、xlwingsのRangeクラスにはセル内の文字列の配置を取得・設定するプロパティが実装されていません。

セル内の文字列の配置の設定方法

xlwingsでセル内の文字列の水平方向の配置を設定するには、Range.apiプロパティを経由して、HorizontalAlignmentプロパティを利用する必要があります。

以下に、新規にブックを作成し、そのアクティブシートのA1セルに文字列「abc」を入力し、水平方向の配置を中央揃えに設定するスクリプトを示します。

import xlwings as xw

bk = xw.Book()
sht = bk.sheets.active
rng = sht['A1']
rng.value = 'abc'
rng.api.HorizontalAlignment = -4108

このスクリプトを実行すると、新規にブックが作成され、そのアクティブシートのA1セルに文字列「abc」が入力され、水平方向の配置が中央揃えに設定されます。

定数を使用した配置の設定

また、以下のように定数を使用した指定も可能です。

import xlwings as xw
from xlwings.constants import HAlign

bk = xw.Book()
sht = bk.sheets.active
rng = sht['A1']
rng.value = 'abc'
rng.api.HorizontalAlignment = HAlign.xlHAlignCenter

以上がPythonとxlwingsを使用してExcelのセル内の配置を設定する方法になります。この情報が役立つことを願っています。

投稿者 admin

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