PythonをWindowsで利用する際には、PATH環境変数を適切に設定することが重要です。この記事では、PythonのPATH設定方法について詳しく解説します。
PythonのPATH設定とは
Pythonのプログラムをコマンドプロンプトから実行するためには、PATHを設定する必要があります。PATHは、実行可能なプログラムが保存されているディレクトリへのパスをシステムに教えるための環境変数です。
PATH設定の手順
- Pythonがインストールされているディレクトリを確認します。例えば、Pythonが
C:\\pg\\Python311ディレクトリにインストールされている場合、このディレクトリをPATHに追加します。 - タスクバー上の「スタート」を右クリックし、「設定」をクリックします。
 - 「設定」画面が表示されたら、左側メニューの中から「システム」をクリックし、「バージョン情報」をクリックします。
 - 「システムの詳細設定」をクリックし、「環境変数」をクリックします。
 - 「環境変数」の画面で
PATHの設定を行います。システム環境変数の中で「変数」が「Path」と書かれたものを探し、選択してから「編集」ボタンをクリックします。 - 「環境変数名の編集」画面で「新規」をクリックし、Pythonがインストールされているディレクトリ(例:
C:\\pg\\Python311\\)を入力します。 
以上の手順で、Pythonで使用するプログラムが保存されているディレクトリをPATHに追加することができます。
PATH設定の確認方法
PATHが正常に設定されたかどうかを確認するためには、コマンドプロンプトを起動し、python -Vと入力して実行します。Pythonのバージョンが表示されれば、PATHは正常に設定されています。
以上がPythonとWindowsのPATH設定についての解説です。この設定を行うことで、Pythonのプログラムをどのディレクトリからでも実行することが可能になります。