PythonのTkinterモジュールは、GUIアプリケーションを作成するための便利なツールです。この記事では、Tkinterで使用できる主なウィジェットの一覧とその基本的な使い方について説明します。
Tkinterウィジェット一覧
以下に、Tkinterで使用できる主なウィジェットの一覧を示します。
- Label: 文字や画像を表示します。
- Frame: ウィジェットをグルーピング化します。
- Button: クリックで関数を呼び出すボタンを作成します。
- Entry: 文字列の入力を可能にします。
- Listbox: データを一覧表示します。
- Checkbutton: クリックでon/offを設定します。
- Radiobutton: クリックでon/offを設定します(一つだけonにできます)。
- Scale: スライドバーで数値を調整します。
- Message: 複数行の文字列を表示します。
- Combobox: ドリルダウン形式で値を選択します。
- Treeview: 階層構造のアイテムをツリー表示します。
- Progressbar: 進捗状況をバーで表示します。
ウィジェットの使い方
各ウィジェットの基本的な使い方は以下の通りです。
import tkinter as tk
# ウィンドウの作成
window = tk.Tk()
# ラベルの作成
label = tk.Label(window, text="This is a label")
label.pack()
# ボタンの作成
button = tk.Button(window, text="This is a button")
button.pack()
# エントリーの作成
entry = tk.Entry(window)
entry.pack()
# ウィンドウの実行
window.mainloop()
以上がTkinterの基本的なウィジェットとその使い方の一覧です。これらのウィジェットを組み合わせて、様々なGUIアプリケーションを作成することができます。詳細な使い方や応用例については、各ウィジェットの公式ドキュメンテーションを参照してください。