PythonとSeleniumを使用してWebページから要素を取得する方法について説明します。特に、find_element_by_name
メソッドの使用方法に焦点を当てます。
find_element_by_name
とは
find_element_by_name
は、Seleniumライブラリのメソッドの一つで、指定したname属性を持つ要素を取得します。このメソッドは、Webスクレイピングにおいて非常に有用で、特定の要素を取得するために頻繁に使用されます。
find_element_by_name
の使用例
以下に、find_element_by_name
の基本的な使用例を示します。
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.by import By
# Chromeを使える状態にする
driver = webdriver.Chrome(executable_path='chromedriver')
# 自動表示したいURLを指定して表示する
driver.get("https://pensama.com/")
# name属性 "s"を指定する
# ターゲットは、検索窓のinput箇所
name_sample = driver.find_element(By.NAME, 's')
# send_keysメソッドで入力したい文字を入力する
name_sample.send_keys("スクレイピング大好き")
このコードは、指定したURL(https://pensama.com/
)を開き、name属性が”s”である要素(この場合、検索窓)を見つけ、その要素に文字列”スクレイピング大好き”を入力します。
注意点
Seleniumのバージョン4から、find_element_by_name
の書き方が変わりました。以前のバージョンではfind.element_by_NAME
の形式で書かれていましたが、現在はfind_element(By.NAME, “name”)
の形式が推奨されています。
以上、PythonとSeleniumを使用したfind_element_by_name
メソッドの使用方法について説明しました。このメソッドを理解し、適切に使用することで、効率的なWebスクレイピングを行うことができます。.