PythonとSeleniumを使用してWebサイトのログインを自動化する方法について解説します。この記事は初心者向けに作成されており、具体的なコード例を含んでいます。
Seleniumとは
Seleniumはブラウザを自動で操作することが可能なオートメーションツールです。Seleniumを使用することでブラウザ上での様々な操作をプログラムで自動化することが可能です。
ログイン処理の実装方法
Google chrome上での自動ログイン処理の実装方法について、みていきましょう。まず、Chromeのインストールからスタートし、完了後にSeleniumのインストールを行います。Seleniumはpipを使用してインストールできます。
# coding:utf-8
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.keys import Keys
import time
# ブラウザを開く。
driver = webdriver.Chrome(executable_path='ウェブドライバを設置したフルパス')
# Googleの検索TOP画面を開く。
driver.get("https://www.yahoo.co.jp/")
# 3秒待機
time.sleep(3)
# ログインボタンをクリックする
login_btn = driver.find_element_by_xpath('//*[@id="Login"]/div/p[1]/a')
login_btn.click()
# 1秒待機
time.sleep(1)
# ログインIDを入力
login_id = driver.find_element_by_name("login")
login_id.send_keys("ログインIDを入力")
# 次へボタンをクリック
next_btn = driver.find_element_by_name("btnNext")
next_btn.click()
# 1秒待機
time.sleep(1)
# パスワードを入力
password = driver.find_element_by_name("passwd")
password.send_keys("パスワードを入力")
#ログインボタンをクリック
login_btn = driver.find_element_by_name("btnSubmit")
login_btn.click()
#10秒待機
time.sleep(10)
# ブラウザを終了する。
driver.close()
上記のコードは、Yahooのトップページにアクセスし、ログイン画面へ移動してからIDとパスワードを入力し、ログインボタンをクリックするという一連の流れを自動化しています。
まとめ
PythonとSeleniumを使用してWebサイトのログインを自動化する方法について紹介しました。この技術は、現在様々な分野で主力となってきているライブラリです。.