Requestsとは
Requestsは、HTTP通信用のPythonのライブラリです。主にWEBスクレイピングでHTMLやXMLファイルからデータを取得するのに使われます。
Requestsのインストール
Requestsは、標準ではインストールされていませんので、pipやcondaを利用して別途インストールする必要があります。
# pipでインストールする場合
pip install requests
# condaでインストールする場合
conda install requests
Requestsの基本的な使い方
Requestsで主に使われるメソッドには、次のようなものがあります。
- get(): サーバから情報を取得するのに使用する。
- post(): サーバへ情報を登録する時に使用する。
- put(): サーバの情報を更新する時に使用する。
- delete(): サーバの情報を削除する時に使用する。
以下に、requests.get()の基本的な使い方を示します。
import requests
url = 'https://news.yahoo.co.jp'
response = requests.get(url)
# 取得した内容を表示
print(response.text[:500])
このコードは、YahooニュースのページからHTMLを取得し、その最初の500文字を表示します。
まとめ
PythonのRequestsライブラリは、Webスクレイピングにおいて非常に便利なツールです。この記事では、その基本的な使い方を紹介しました。更に詳しく学びたい方は、公式ドキュメンテーションや他の教材を参照してください。