PythonとQt Materialを組み合わせることで、美しいGUIアプリケーションを作成することが可能です。Qt Materialは、PySide2, PySide6, PyQt5, PyQt6といったライブラリに対応しており、Material Design風のスタイルシートを提供しています。
インストール
Qt Materialはpipを通じて簡単にインストールすることができます。
pip install qt-material
使用方法
Qt Materialを使用するには、まずQtWidgetsからアプリケーションとメインウィンドウを作成します。その後、apply_stylesheet
関数を使ってスタイルシートを適用します。
import sys
from PySide6 import QtWidgets
from qt_material import apply_stylesheet
app = QtWidgets.QApplication(sys.argv)
window = QtWidgets.QMainWindow()
apply_stylesheet(app, theme='dark_teal.xml')
window.show()
app.exec_()
テーマ
Qt Materialには多数のテーマが用意されており、それらはlist_themes
関数を使って確認することができます。
from qt_material import list_themes
list_themes()
また、カスタムカラーを使用して新しいテーマを生成することも可能です。
注意点
Qt Materialを使用する際には、PySideやPyQtをインポートした後にqt_materialをインポートする必要があります。
以上がPythonとQt Materialの基本的な使用方法になります。このライブラリを活用すれば、PythonでのGUI開発がより一層楽しくなるでしょう。