Pythonを完全にアンインストールする方法は、WindowsとMacで異なります。以下にそれぞれの手順を説明します。
WindowsでのPythonとPython Launcherのアンインストール方法
- アンインストールの実行: Windowsの設定の「アプリと機能」からPythonとPython Launcherをアンインストールします。
- 関連フォルダの削除: アンインストール後も、関連ファイルが一部残ってしまうので手動で削除します。具体的には、以下の2つのフォルダを削除します。
C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python
内の該当バージョンのフォルダC:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥pip
- 環境変数PathからPythonフォルダを削除: 環境変数PathにPythonフォルダを登録している場合は削除します。
MacでのPythonとPython Launcherのアンインストール方法
- アプリケーションフォルダのPythonフォルダの削除: アプリケーションフォルダの中のPython〇.〇(〇はご自身がインストールしたバージョン)をゴミ箱に入れて削除します。
- /Library/Frameworks/Python.frameworkフォルダの削除: ターミナルを開いて、
sudo rm -rf /Library/Frameworks/Python.framework
と入力してエンターを押します。 - /usr/local/bin配下のシンボリックリンクの削除: ターミナルを開いて、
ls -l /usr/local/bin | grep '../Library/Frameworks/Python.framework' | awk '{print $9}' | tr -d @ | xargs rm
と入力してエンターを押します。 - bash_profileの環境変数設定の削除:
~/.bash_profile
または~/.bashrc
からPythonに関連するPATH設定を削除します。
以上の手順により、PythonとPython Launcherを完全にアンインストールすることができます。ただし、アンインストールして再度インストールした場合、誤って必要なファイルも手動で削除をしてしまうと0から再度作成しなおす必要があります。そのため、消してもよいファイルと消してはいけないファイルを事前に確認しましょう。