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Pythonは多機能なプログラミング言語で、その一つにシリアル通信があります。シリアル通信は、データを1ビットずつ順次伝送する通信方法で、低コストで配線が簡単なため、電子工作の分野でよく使われています。

Pythonでシリアル通信を実現するためには、pySerialというパッケージを使用します。このパッケージは標準でプリインストールされていないので、pipを使ってインストールする必要があります。

pip install pyserial

以下に、PythonとpySerialを使ってシリアル通信を行う基本的なコードを示します。

import serial

# シリアル通信の設定
ser = serial.Serial('/dev/tty.', 9600, timeout=None)

# データの受信
line = ser.readline()
print(line)

# ポートのクローズ
ser.close()

このコードは、指定したデバイスから送信されたデータを受信して表示するものです。デバイス名やボーレート(通信速度)、タイムアウトの設定を行い、readline関数で受信したデータをprint関数で表示しています。

また、データの送信も同様に行うことができます。

import serial

# シリアル通信の設定
ser = serial.Serial('/dev/tty.', 9600, timeout=None)

# データの送信
ser.write("test".encode())

# ポートのクローズ
ser.close()

このコードは、指定したデバイスにデータ(ここでは”test”)を送信するものです。write関数を使ってデータを送信し、最後にポートを閉じています。

以上がPythonとpySerialを使ったシリアル通信の基本的な方法です。これを応用することで、さまざまなデバイスとの通信をPythonで制御することが可能になります。.

投稿者 admin

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