Pythonは非常に多機能なプログラミング言語で、その機能の一部は標準ライブラリとして提供されています。しかし、すべての機能が標準ライブラリに含まれているわけではありません。そこで、Python Package Index(PyPI)というパッケージレポジトリが利用されます。
PyPIは、Pythonのサードパーティライブラリを管理している場所で、コミュニティが運営しているレポジトリという倉庫のような仕組みです。PyPIからライブラリをインストールするには、pipと呼ばれるツールを使用します。
pipはPythonのパッケージ管理ツールで、PyPIからパッケージをインストールしたり、アップグレードしたり、アンインストールしたりすることができます。pipはPython3.4以上(Python2の場合は2.7.9以上)であれば、プレインストールされています。
以下に、pipを用いたライブラリのインストール方法を示します。
pip install ライブラリ名
また、特定のバージョンを指定してライブラリをインストールすることも可能です。
pip install ライブラリ名==バージョン
インストールされたライブラリの確認は以下のコマンドで行えます。
pip list
これらの基本的な操作を理解し、活用することで、Pythonの機能をより広範に利用することが可能となります。Pythonとpipの組み合わせは、プログラミングの世界を大いに広げてくれるでしょう。.