Pythonのopenpyxl
ライブラリを使用してExcelファイルの操作を行う際、特定のセルや列の数値の表示フォーマットを設定する方法について説明します。
数値の表示フォーマットの設定
openpyxl
では、セルのnumber_format
属性を使用して表示フォーマットを設定することができます。以下に具体的なコードを示します。
import openpyxl as xl
from openpyxl.utils import column_index_from_string
inputfile = 'test.xlsx'
wb1 = xl.load_workbook(filename=inputfile)
ws1 = wb1.worksheets[0]
for row in ws1:
for cell in row:
col = column_index_from_string(cell.column)
if ws1.cell(row = 1, column = col).value == 'calc_AF':
cell.number_format = '0.000' # 小数点以下3桁まで表示
wb1.save(inputfile)
このコードでは、Excelファイルtest.xlsx
の最初のワークシートにあるcalc_AF
という名前の列の全てのセルの表示フォーマットを小数点以下3桁まで表示するように設定しています。
表示フォーマットの種類
表示フォーマットはExcelの画面上で設定する時と同じように指定することができます。以下に代表的なものを示します。
'yyyy\"年\"mm\"月\"dd\"日\"'
:年月日を表示'hh\"時\"mm\"分\"ss\"秒\"'
:時間を表示'0.00'
:小数点以下二桁で表示'#,##0'
:三桁のカンマ区切り'0%'
:パーセント表示
以上、Pythonとopenpyxl
を使用してExcelのセルの表示フォーマットを設定する方法について説明しました。この機能を活用して、Excelデータの見やすさを向上させてみてください。