PythonはAIや機械学習などのプログラミング言語として人気を集めています。しかし、Pythonの利用範囲は非常に多く、Webアプリケーションの制作にも活用されています。さらに、Pythonでエクセルなどのオフィスアプリケーションも操作可能です。
Pythonでエクセルのブックやシートを操作するには、それ用のライブラリをインストールする必要があります。Pythonのエクセル操作用ライブラリとして最も有名なのが「openpyxl」です。
#openpyxlライブラリのインポート
import openpyxl
#すでに存在するExcelワークブックを読み込む
wb = openpyxl.load_workbook("sample.xlsx")
#ワークブック内のアクティブなシートを取得
ws = wb.active
#シート内のA1セルに文字列を入力
ws["A1"] = '上書きテスト'
#saveメソッドで同じ名前で上書き保存
wb.save("sample.xlsx")
上記のサンプルコードは、既存のエクセルブックを開いて編集し、同じ名前で保存する方法を示しています。Pythonで上書き保存したいExcelファイルを端末で開いた状態で、先程のサンプルコードを実行すると、実行エラーが生じます。そのため、Pythonでエクセルの上書き保存したい場合は、端末でエクセルを開かないよう注意しましょう。
Pythonでエクセルの上書き保存ができると、情報の更新などに活用できるので、Excelブックの上書き保存方法を覚えておきましょう。.