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PythonのライブラリであるOpenpyxlを使用して、Excelの任意のセルにデータの入力規則を設定する方法を紹介します。

Openpyxlとは

OpenpyxlはPythonでExcelファイルを読み書きするためのライブラリです。Excelの機能の多くがこのライブラリを通じてPythonから利用可能となります。

データ入力規則の設定

Excelのデータ入力規則は、特定のセルに対する入力を制限するための機能です。例えば、あるセルには日付のみを入力させたい、あるいは特定の選択肢から選ばせたいといった場合に利用します。

Openpyxlでは、DataValidationクラスを使用してデータ入力規則を設定します。

from openpyxl import load_workbook
from openpyxl.worksheet.datavalidation import DataValidation

# ワークブックを開く
wb = load_workbook('商品リスト.xlsx')
ws = wb.active

# データ入力規則を作成
validation = DataValidation(type='list', formula1='\"レジ1,レジ2,レジ3\"', allow_blank=False)

# データ入力規則を適用するセルを追加
validation.add('I3:I24')

# データ入力規則をワークシートに追加
ws.add_data_validation(validation)

# ワークブックを保存
wb.save('商品リスト_リスト追加.xlsx')

上記のコードでは、DataValidationクラスのインスタンスを作成し、そのtype引数に入力値の種類(この場合はリスト)を指定しています。formula1引数には入力可能な値を指定します。allow_blank引数は空白を許可するかどうかを指定します。

addメソッドを使用して、データ入力規則を適用するセルの範囲を追加します。最後に、add_data_validationメソッドを使用して、作成したデータ入力規則をワークシートに追加します。

以上がPythonとOpenpyxlを使用してExcelのデータ入力規則を設定する基本的な方法です。これにより、Pythonを使用してExcelのデータの制御が可能となります。

投稿者 admin

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