PythonのライブラリであるOpenpyxlを使ってExcelのセルを塗りつぶす方法を紹介します。
Openpyxlとは
OpenpyxlはPythonでExcelファイルを読み書きするためのライブラリです。Excelのセルの値を読み取ったり、新たに値を書き込んだり、セルの色を変更したりすることができます。
セルの塗りつぶし
セルの塗りつぶしは、openpyxl.styles.PatternFill
クラスを使って行います。以下に具体的なコードを示します。
import openpyxl
from openpyxl.styles import PatternFill
# Excelファイルを開く
wb = openpyxl.load_workbook('test.xlsx')
ws = wb['Sheet1']
# 塗りつぶす行を指定
rows_to_fill = [3,5,7,9,11,13]
# セルを塗りつぶす
for row in ws.iter_rows():
for cell in row:
if cell.row in rows_to_fill:
cell.fill = PatternFill(fgColor='FFFF00',bgColor="FFFF00", fill_type = "solid")
# ファイルを保存
wb.save('test_filled.xlsx')
このコードでは、指定した行のセルを黄色で塗りつぶしています。
塗りつぶしの色とパターンの指定
PatternFill
の引数fgColor
で塗りつぶしの色を指定します。また、fill_type
で塗りつぶしのパターンを指定します。
以上がPythonとOpenpyxlを使ってExcelのセルを塗りつぶす方法です。この方法を使えば、大量のデータを含むExcelファイルでも、自動的に特定のセルを塗りつぶすことが可能になります。.