PythonとOpenCVを使用したQRコードの検出と読み取り

PythonとOpenCVを使用して、画像からQRコードを検出し、その内容を読み取る方法について説明します。

QRコードの概要

QRコードはデンソーウェーブが開発した二次元コードで、以下の特徴を有しています。

• 省スペース、大容量
• どの方向からでも読み取れる
• 汚れ、破損に強い

PythonとOpenCVでQRコードを読み取る

PythonとOpenCVを使用すると、画像中からQRコードを認識し、その中身を読み取ることができます。以下にその手順を示します。

import cv2

# 画像を読み込む
image = cv2.imread("input/qrCode.png")

# QRCodeDetectorオブジェクトを作成する
qrDetector = cv2.QRCodeDetector()

# detectAndDecodeメソッドで画像からQRコードを検出し、デコードする
data, bbox, rectifiedImage = qrDetector.detectAndDecode(image)

このコードは、指定した画像からQRコードを検出し、その内容をデコードします。

カメラからQRコードを読み取る

また、カメラから直接QRコードを読み取ることも可能です。以下にその手順を示します。

import cv2

# カメラデバイスを取得する
cap = cv2.VideoCapture(0)

# QRCodeDetectorを生成する
detector = cv2.QRCodeDetector()

while True:
    # カメラから1フレーム読み取る
    ret, frame = cap.read()

    # QRコードを認識する
    data, bbox, rectifiedImage = detector.detectAndDecode(frame)

このコードは、カメラから取得した映像からQRコードを検出し、その内容をデコードします。

以上がPythonとOpenCVを使用したQRコードの検出と読み取りの基本的な手順です。これらのコードを参考に、自分のプロジェクトに適用してみてください。.