OpenCVのimshow()
関数を使用して画像を表示する際、ウィンドウの位置やサイズを調整したい場合があります。そのためにはcv2.namedWindow()
関数を使用します。
デフォルトでは、imshow()
で生成されるウィンドウにはcv2.WINDOW_AUTOSIZE
というフラグが設定されています。このフラグが設定されていると、ウィンドウのサイズは自動的に決定され、手動で変更することはできません。
しかし、cv2.namedWindow()
関数を使用してcv2.WINDOW_NORMAL
フラグを設定すると、ウィンドウのサイズを手動で調整できるようになります。以下にその使用方法を示します。
import cv2
# 画像を読み込む
img = cv2.imread("your_image_path")
# ウィンドウを作成し、サイズを手動で調整できるようにする
cv2.namedWindow("image", cv2.WINDOW_NORMAL)
# 画像を表示する
cv2.imshow("image", img)
# キー入力を待つ
cv2.waitKey(0)
# ウィンドウを閉じる
cv2.destroyAllWindows()
このコードを実行すると、表示されるウィンドウのサイズを手動で調整できます。これにより、画像の表示サイズを自由に変更することが可能になります。
以上がPythonとOpenCVを使用してウィンドウのサイズを調整する方法です。この情報がPythonとOpenCVの使用に役立つことを願っています。