PythonとOpenCV(cv2)の概要
Pythonはそのシンプルな文法と高い可読性から初心者にも扱いやすいとされているプログラミング言語です。またその汎用性から科学計算やウェブ開発、AI開発など幅広い分野で使われています。
そのPythonで画像処理を行うためのライブラリが、OpenCV(Open Source Computer Vision Library)のPythonバージョン、cv2です。
cv2の利点
cv2は非常に強力な画像処理ライブラリで、以下のような処理が可能です。
- 画像の読み込み、加工、表示など基本的な操作
- 画像内の特定の形状や物体の検出などの高度な処理
また、その機能はリアルタイム処理にも対応しており、ウェブカメラの映像に対するリアルタイム処理なども行えます。
cv2での画像操作
PythonのOpenCV(cv2)を使用して画像ファイルを操作する基本的な手順を見ていきましょう。まずは、画像の読み込みから始めます。
import cv2
# 画像の読み込み
img = cv2.imread('image.jpg')
次に、読み込んだ画像を表示します。
# 画像の表示
cv2.imshow('image', img)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
最後に、imwrite関数を使用して画像を保存します。
# 画像の保存
cv2.imwrite('output.jpg', img)
これらの操作をマスターすることで、画像処理の基本的な流れを理解することができます。