PythonのNumPyライブラリには、配列の末尾に要素を追加するためのnumpy.append
関数があります。
import numpy as np
# 一次元配列の例
a = np.arange(12)
print(np.append(a, [6, 4, 2])) # aの末尾に要素を追加。
# 二次元配列の例
b = np.arange(12).reshape((3, 4))
print(np.append(b, [[12, 13, 14, 15]], axis=0)) # axisに0を指定すると行方向に追加される
この関数の引数には、第一引数として元の配列、第二引数として追加する要素の配列、第三引数に配列として要素を追加する軸パラメータを指定できます。第三引数を指定しないと第一、第二引数で指定された配列のshapeとは関係なく一次元配列が生成されます。
また、numpy.append
関数を使用すると、元のshapeが破壊されてしまうため、要素のコピーが発生して遅くなることがあります。そのため、大量のデータを扱う場合は注意が必要です。
以上がPythonとNumPyを使用して配列に要素を追加する基本的な方法です。これを活用して、より効率的なデータ処理を行いましょう。.