PythonのデータビジュアライゼーションライブラリであるMatplotlibを用いて、棒グラフを作成し、その表示を微調整する方法について解説します。
Matplotlibでの棒グラフの作成
Matplotlibで棒グラフを作成する基本的な方法は、plt.bar()
関数を使用します。この関数は、各棒の位置と高さを指定することで、簡単に棒グラフを作成することができます。
import matplotlib.pyplot as plt
x = [1, 2, 3, 4]
height = [10, 20, 30, 40]
plt.bar(x, height)
plt.show()
このコードは、x
で指定した位置に、height
の高さの四角形を配置して棒グラフを作成します。
棒グラフの見た目の調整
棒グラフの見た目を調整するためには、plt.bar()
関数のさまざまな引数を利用します。例えば、棒の太さを調整するにはwidth
引数を、棒の色を変更するにはcolor
引数を使用します。
また、横軸にラベル名を設定するには、tick_label
引数にラベル名のリストを指定します。
labels = ["Apple", "Banana", "Carrot", "Daikon"]
plt.bar(x, height, tick_label=labels)
plt.show()
このコードは、各棒に対応するラベル名を横軸に表示します。
複数の棒グラフを並べて表示する
複数の棒グラフを並べて表示するには、それぞれの棒グラフの位置をずらす必要があります。これは、plt.bar()
関数のx
引数に、棒の位置をずらした値を指定することで実現できます。
bar_width = 0.4
x2 = [num + bar_width for num in x]
plt.bar(x, height1, width=bar_width, label='data1')
plt.bar(x2, height2, width=bar_width, label='data2')
plt.show()
このコードは、data1
とdata2
の2つの棒グラフを並べて表示します。
以上が、PythonとMatplotlibを用いて棒グラフを作成し、その表示を微調整する方法になります。これらのテクニックを活用して、データを視覚的に表現してみてください。.