Pythonでデータ分析を行う際、結果を視覚化するためにグラフを作成することがよくあります。そのグラフを画像として保存する方法を紹介します。
Matplotlibとは
MatplotlibはPythonのグラフ描画ライブラリで、様々な種類のグラフを描画することができます。また、PandasやNumpyといった数値演算ライブラリとの親和性も高く、データ分析の過程においてデータの傾向の可視化などに大いに役立ちます。
グラフの保存方法
Matplotlibで作成したグラフを画像として保存するには、savefig
メソッドを使用します。以下に具体的なコードを示します。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
# 平均50、分散20の乱数を10万個作成
x = np.random.normal(50, 20, 100000)
# 画像のプロット先の準備
fig = plt.figure()
# ヒストグラムの描画
plt.hist(x, bins=100, ec='black')
# ファイルに保存
fig.savefig("img.png")
このコードでは、まずnumpyを使用して乱数を生成し、それをMatplotlibでヒストグラムとして描画しています。そして、savefig
メソッドを使用して、そのヒストグラムを”img.png”という名前の画像ファイルとして保存しています。
まとめ
PythonのMatplotlibライブラリを使用してグラフを描画し、それを画像として保存する方法を紹介しました。この機能を活用することで、データ分析の結果を視覚的に表現し、他の人と共有することが容易になります。.