Pythonのデータ可視化ライブラリであるmatplotlibを使用して、グラフの余白を設定する方法について説明します。
matplotlibでの余白の設定
matplotlibでグラフの余白を設定するには、plt.subplots_adjust関数を使用します。この関数は以下のように使用します。
plt.subplots_adjust(left=左の余白, right=右の余白, bottom=下の余白, top=上の余白)
ここで、各余白は左下を0、右上を1とした比率で指定します。
例えば、上下左右全て外側から5％の位置までを余白としたい場合は、以下のように指定します。
plt.subplots_adjust(left=0.05, right=0.995, bottom=0.05, top=0.995)
グラフの保存時の余白設定
グラフを保存する際には、plt.savefig関数を使用します。この関数を使用すると、余白を含めた状態でグラフが保存されます。
例えば、以下のように指定すると、余白が全くない状態で図が保存されます。
plt.savefig('filename.png', bbox_inches='tight', pad_inches=0)
以上がPythonとmatplotlibを使用したグラフの余白設定の基本的な方法です。これらの設定を活用して、自分のニーズに合ったグラフを作成してみてください。.