Pythonのデータ可視化ライブラリであるmatplotlibでは、出力する画像の解像度をDPI(dots per inch)で設定することができます。DPIは、1インチあたりのドット数を表し、この値が大きいほど詳細な画像を生成することができます。
matplotlibでは、plt.figure()
関数のdpi
引数を使用してDPIを設定することができます。デフォルトのDPIは100です。
import matplotlib.pyplot as plt
fig = plt.figure(dpi=300) # DPIを300に設定
また、plt.savefig()
関数を使用して図を保存する際にもDPIを指定することができます。
plt.savefig('figure.png', dpi=300) # 保存時のDPIを300に設定
ただし、Jupyter Notebook上でplt.show()
を使用して図を表示する場合、表示された図のDPIはJupyter Notebookの設定に依存します。そのため、plt.savefig()
とplt.show()
で得られる図の解像度が異なる場合があります。
以上のように、matplotlibを使用して高解像度のグラフを作成するためには、適切にDPIを設定することが重要です。これにより、より詳細で美しいデータの可視化を実現することができます。.