PythonのデータビジュアライゼーションライブラリであるMatplotlibでは、グラフの軸範囲を設定するためのいくつかの方法があります。
xlimとylimを使用する
Matplotlibで軸の範囲を設定する最も一般的な方法は、xlim
とylim
関数を使用することです。これらの関数は、それぞれx軸とy軸の範囲を設定します。以下にその使用例を示します。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
fig, ax = plt.subplots(figsize=(12, 6))
x = np.arange(0, 10, 0.1)
y = np.sin(x)
z = np.cos(x)
ax.plot(y, color='blue', label='Sine wave')
ax.plot(z, color='black', label='Cosine wave')
plt.xlim([25, 50])
plt.show()
このコードは、X軸の範囲を25から50に制限します。
plt.axisを使用する
plt.axis
関数を使用して軸の範囲を設定することもできます。この関数は、x軸とy軸の範囲を同時に設定します。以下にその使用例を示します。
from matplotlib import pyplot as plt
plt.axis([0, 10, 0, 20])
このコードは、x軸の範囲を0から10、y軸の範囲を0から20に設定します。
これらの方法を使用することで、Matplotlibで作成したグラフの軸範囲を自由に設定することができます。データの特定の部分に焦点を当てたり、複数のプロット間で一貫性を保つために、これらの機能を活用してみてください。.