PythonのデータビジュアライゼーションライブラリであるMatplotlibには、ベクトル場を視覚化するためのquiver
関数があります。しかし、このquiver
関数を使って描いた矢印の太さを調整する方法は一見するとわかりにくいかもしれません。
以下に、quiver
関数を使って矢印を描き、その太さを調整する方法を示します。
import matplotlib.pyplot as plt
# 始点・終点の座標を指定
X, Y = 0.0, 0.0
U, V = 1.0, 2.0
# quiver関数で矢印を描画
# widthパラメータで矢印の太さを調整
plt.quiver(X, Y, U, V, width=0.003)
plt.xlim([-1, 2])
plt.ylim([-1, 2])
plt.show()
このコードでは、width
パラメータを使って矢印の太さを調整しています。width
パラメータの値を大きくすると、矢印は太くなります。
なお、linewidths
パラメータやlw
パラメータを使っても矢印の太さは変わらないことに注意してください。これらのパラメータは、矢印の枠線と矢印自体の面との色を別々にしたいときに有効となるオプションです。
以上が、PythonとMatplotlibを使ってquiver
関数の矢印の太さを調整する方法です。この情報がPythonでデータビジュアライゼーションを行う際の参考になれば幸いです。.