Jupyter Notebookは、Pythonを使ったデータ分析や機械学習の作業を効率的に行うためのツールです。その中でもショートカットは、作業効率を大幅に向上させるための重要な要素です。この記事では、PythonとJupyter Notebookでよく使われるショートカットを紹介します。
コマンドモードとエディットモード
Jupyter Notebookには、コマンドモードとエディットモードの2つのモードがあります。
- コマンドモード: セルに対する操作を行うモードです。セルの左側に青の線が表示されているときはコマンドモードです。
- エディットモード: セルにプログラムを入力するモードです。セルの左側に緑の線が表示されているときはエディットモードです。
コマンドモードとエディットモードの切り替えは次のショートカットキーを使用します。
Enter
: コマンドモードからエディットモードへ切り替えるEsc
: エディットモードからコマンドモードへ切り替える
よく使うショートカット
以下に、PythonとJupyter Notebookでよく使われるショートカットをいくつか紹介します。
Shift + Enter
: 選択中のセルを実行して下のセルへ移動Ctrl + Enter
: 選択中のセルを実行(セルを移動しない)Alt + Enter
: 選択中のセルを実行し、下に新しいセルを挿入A
: 現在のセルの上に新しいセルを挿入B
: 現在のセルの下に新しいセルを挿入X
: 現在のセルをカットC
: 現在のセルをコピーV
: 現在のセルの下にコピーしたセルを貼り付けZ
: セルの削除をやり直すD, D
: 現在のセルを削除Y
: コードセルにするM
: マークダウンセルにするL
: 行番号の表示・非表示
これらのショートカットを覚えておくと、PythonとJupyter Notebookの操作がよりスムーズになり、作業効率が大幅に向上します。
まとめ
この記事では、PythonとJupyter Notebookでよく使われるショートカットを紹介しました。これらのショートカットを活用することで、作業効率を大幅に向上させることができます。ぜひ日々の作業に取り入れてみてください。