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Pythonでは、ユーザーからの入力を受け取るためにinput関数を使用します。この関数は、プログラムが実行されている途中でも値を入力できるようにします。

Jupyter Notebookを使っていると、値の入力は変数に直接入れてしまえば事足ります。しかし、.pyファイルのように実行形式ファイルにしてターミナルやコマンドプロンプト上で実行する場合、いちいち.pyファイルを開いて値を変えて保存して、再度実行するなんてことは手間です。そんな時便利なのがinput関数です。

i = input()
print(i)

上記のコードは、ユーザーからの入力を待ち、エンターキーが押されると、その値が変数iに格納され、次にprint(i)が実行されます。

しかし、input関数には注意点があります。取得される値は文字列型(str)となります。そのため、数字を入力しても、それは文字列としての数字になります。

i = input('数字を入力してください。 ')
print(f'{i} * 2 = {i*2}')

上記のコードでは、入力欄に「5」を入力した場合、結果として「55」と表示されます。これは、'5' * 2が文字列の繰り返しとなるためです。

もし取得した値を数字として扱いたい場合は、int()float()を使って、数値に変換する必要があります。

i = int(input('数字を入力してください。 '))
print(f'{i} * 2 = {i*2}')

上記のコードでは、入力欄に「5」を入力した場合、結果として「10」と表示されます。これは、int('5') * 2が数値の計算となるためです。

以上がPythonとJupyter Notebookでのinput関数の基本的な使用方法です。ユーザーからの入力を効果的に取得するための一つの方法として、ぜひ活用してみてください。.

投稿者 admin

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