Pythonの標準ライブラリには、JSONデータを扱うためのjson
モジュールが含まれています。このモジュールは、JSON (JavaScript Object Notation) という軽量のデータ交換用のフォーマットを操作するためのエンコーダおよびデコーダを提供します。
基本的な使い方
以下に、json
モジュールの基本的な使い方を示します。
エンコーディング
PythonオブジェクトをJSON形式の文字列に変換するには、json.dumps()
関数を使用します。
import json
json.dumps(['foo', {'bar': ('baz', None, 1.0, 2)}])
デコーディング
JSON形式の文字列をPythonオブジェクトに変換するには、json.loads()
関数を使用します。
import json
json.loads('["foo", {"bar":["baz", null, 1.0, 2]}]')
注意点
信頼されていないソースからのJSONデータをパースするときは十分注意してください。悪意を持ったJSON文字列はデコーダに著しい量のCPUとメモリリソースを消費させる可能性があります。
まとめ
Pythonのjson
モジュールは、JSON形式のデータを扱うための強力なツールです。この記事では、その基本的な使い方を紹介しました。詳細な情報やその他の機能については、公式ドキュメンテーションを参照してください。